お客さまが「安全」に高速道路をご利用していただくため、 交通管理隊が毎日巡回をしている中で遭遇した「ヒヤリ・ハット」の映像を提供します。 どんなところにも、危険が潜んでいることを忘れずに。危険予知にお役立てください。 「ヒヤリ・ハット」で済めばいいですが、重大な事故になっていたかもしれません。
2024年11月28日 14時頃中央道上り34kp付近を定期巡回中、後方から追越車線を進行してきた乗用車が、車線変更すると同時に路肩側切土法面を滑走して巡回車横を通り抜けました。
「たまたま」大きな事故に発展しませんでしたが、路外逸脱、横転事故の可能性もあったと思います。長距離・長時間運転をする際は適宜休憩を取るなど、安全運転をお願いします。また、事故の際は警察へ申告をお願いします。
2024年9月12日 19時頃
中部横断自動車道の料金所レーン内で、大型貨物車がバッテリー不良で停止したため、交通管理隊は後方警戒を実施。その後大型貨物の会社の同僚の方が到着、バッテリーを繋ぎ復旧しましたが、運転手がサイドブレーキを引かずに降車してしまい、やや傾斜があったため10mほど無人車両が後退しました。 後方警戒中の監視員が「車両が後退している」と大声で伝え、運転手が飛び乗りブレーキをかけて事故には至りませんでした。 車両から降りる際(停車・駐車ともに)は、シフトの確認(AT車は『P』、MT車は『N』)とサイドブレーキを確実に掛けることを忘れないようにしてください。
2024年9月25日 22時頃
新東名下り199kp付近で、故障車がはみ出して停車していたため、走行規制をしていた矢印板3枚とカラーコーン1本に大型貨物が衝突したが、そのまま走り去ってしまったもの。
2車線区間では交通量が多い場合、車線変更ができず映像のように規制へ突入してしまうことがあります。走行中は前方はもとより周囲の交通状況も確認し安全運転をお願いします。
2024年4月12日 22時頃
東名下り線を定期巡回中、後方よりかなりのスピードで普通乗用車2台が異常接近、うち一台は車両を縫うようにすり抜けをして走り去っていきました。
接触はまぬがれましたが重大事故につながりかねない危険な運転です。高速道路走行ルールを守ることは必須です。暴走車両を見つけた際は安全な場所から警察に通報をお願いします。
また、大型車両が追越車線を走行している際は左側から追い越しを行う車両もありますので、周囲の安全を確認しつつ、落ち着いた運転をお願いします。
東名上り線、横浜青葉ICから川崎IC間を定期巡回中、第二走行車線を走行中のワゴン車のルーフキャリアに積載していた脚立が巡回車の目の前で落下しました。
万が一、脚立乗り上げ事故が発生した場合、乗り上げた車両だけでなくその破片が飛散して、さらに被害が広がる可能性があります。また、落下物に起因する事故においては落とし主(会社や運転者)の責任と判断されてしまいます。
荷台やルーフキャリアに荷物を積載している場合は、高速道路に乗る前に積荷の固定、ベルトの緩みなど確認を必ず行ってください。
2024年4月13日 18時頃
新東名を定期巡回中、巡回車の後方を走行していた普通貨物が数百メートルにわたり蛇行運転を繰り返しているのを確認。その後、トンネル左側の壁に衝突するもそのまま走り去りました。サイレン吹鳴とマイク広報で停止を呼びかけましたが、走り去ってしまったため蛇行の理由は不明ですが、蛇行運転をしているような挙動に違和感のある車両が近くを走行している際には、無理な車線変更には気を付け、また当該車両へのパッシングなどはせず、車間距離を保つなど冷静な運転を心がけてください。
(安全な場所で#9910や非常電話での通報もありがたいです)
2023年11月14日 14時頃
新東名下り155.0kp 追越規制で別件の事故処理中、大型貨物が規制内に突入し矢印板に衝突、監視していた交通管理隊員の脇をすり抜けました。隊員は咄嗟に避難行動をとり衝突を避けられました。
近年はオートクルーズコントロール機能が多くの車両に取り付けられています。特に高速道路では運転の負担軽減につながり便利ですが、矢印板などの規制器材の認識が困難な場合もあります。オートクルーズコントロールや衝突回避などの運転支援機能に過信することの無いように運転をお願いします。
2023年6月11日 19:30頃 東名下り線右ルート74.3kpを定期巡回中、追越車線を走行中の小型貨物が左カーブでバランスを崩し、巡回車の目の前でスピンして追越車線に頭6時方向に逆向き停止しました。 通行車が紙一重で回避、該当車両は方向転換し路肩側に移動し、立ち去ってしまいました。 スピンの原因は様々ですが、積載物のない貨物車はリアタイヤに荷重がかからないことから、少しのハンドル操作でスピンしやすいと言われています。ハンドルを切る際は、走行速度と路面状況に注意を払うとともに後続車の確認も怠らないようお願いします。 事故にならずよかったです。
7月の連休中日、日曜日の夕方、東名下り線の富士IC-富士川SA間を定期巡回中、追越車線を進行中の普通乗用車(遠方ナンバー)が、左に斜行し巡回車に急接近。即座に路肩側にハンドルを切り衝突回避できました。
休日の夕方には行楽地からのお帰りの方、長距離を運転してきてお疲れのドライバーも多くいらっしゃいます。集中力が低下しやすくなっている可能性もありますので、疲れを感じたら無理をせずに最寄りの休憩施設でリフレッシュをして、事故防止に努めてください。
新東名下り線の清水PA-新清水JCT間の追越車線を緊急走行中、第1走行車線を進行中の普通乗用車が後方安全不確認のまま第2走行車線さらには追越車線に進路変更してきたため、衝突回避したもの。 運転時には死角があるのをご存じですか?前方はもちろん、後方、側方の安全確認(ミラー+目視)をお願いします。また、左側からの追越は非常に危険です。速度超過に注意するとともに安全な車間距離を保ち、心にも余裕をもって安全運転をお願いします。
夜間の定期巡回中、中央道上り線の八王子IC手前付近を走行中、前方左側の路外から本線上に小動物(アライグマ)が飛び出してきました。減速し路肩へ回避行動をしようとしたところ、安全運転装備のブレーキアシストが作動し自動で急ブレーキ・急減速しました。 近年は安全運転装備搭載車が増えてきているので、このような急な回避行動が行われる場面に遭遇する機会が増えています。高速道路を走行する際は、車間距離を十分に保ち、急ハンドル・急ブレーキなどを行わずに重大事故防止にご協力お願いします。 また、高速道路上で動物の徘徊を見かけた際はハザードランプを点灯させ、後続車両に注意喚起をするとともに接触に注意して走行してください。あわせて「道路緊急ダイヤル♯9910」への通報もご協力お願いします。至急、黄色いパトカーが調査に向かいます。
圏央道内回り 八王子JCT手前付近、追越車線を走行中の大型貨物が渋滞最後尾を認めて急減速するも間に合わず、前の車両に追突する玉突き事故が発生しました。
渋滞最後尾での追突事故は、車間距離が不十分であることが要因として挙げられます。高速道路では特に、急な速度低下や渋滞最後尾に対応できる、安全な十分な車間距離を保持して走行してください。
また、事前に道路情報板やハイウェイラジオを確認するなど、進行方向の交通情報を確認することも大切です。
定期巡回中に中央道下り0.3KP付近を走行中、前方の追越車線を走行中のダンプトラックの荷台から木の板が落下し、巡回車にぶつかりそうになりました。高速道路上の落下物は大変危険で、重大事故に発展する恐れがあります。積荷はロープやシートで確実に固定し、落下防止にご協力お願いします。
また、高速道路上で落下物を発見した際は、急ブレーキ、急ハンドルは行わずにハザードランプを点滅させ、後続車両に注意喚起をするとともに、乗り上げに十分注意して走行して下さい。あわせて「道路緊急ダイヤル#9910」への通報もご協力お願いします。至急、黄色いパトカーが排除に向かいます。落下物は落とし主の責任です!
新東名下り線の新富士IC付近で、雨の中事故処理のため路肩規制中、後方の追越車線を進行中の普通乗用車が速度の出し過ぎによりスリップし、2台がからむ事故となり、1台は横転しました。雨天時は路面が滑りやすくなっていますので、速度の出し過ぎに注意するとともに、安全な車間距離を保ち、いつも以上に慎重な運転をお願いします。また、高速道路上で異常事態(事故・落下物・故障車など)に遭遇したときには、ハザードを点灯して後続車に異常を伝えてください。
土曜日の夜間、中央道相模湖出口付近で、高速道路上に人が立ち入っているという通報を受け、渋滞内の路肩を緊急走行中、走行車線を進行していたお客さまの車両が、パトカーのサイレン音に驚き、急に左に進路を変更しパトカーに接近するというヒヤリハット事例です。
高速道路では緊急自動車がサイレンやマイクで注意喚起をしながら路肩やセンターライン上を走行することがあります。緊急車両の接近を確認した際は、周囲の車両の動向に十分注意しつつ、進路を譲ってくださいますよう、ご協力をお願いします。
また、高速道路での渋滞内の走行は集中力が低下しやすくなりますので、疲労を感じた際は、お近くのSA・PAで早めの休憩をお願いします。
新湘南バイパスで人が歩いているという通報があり交通管理隊が現場へ急行。
マイクで路肩に寄るよう広報をしましたが、本線方向へ歩行してしまい、危険な状態でしたが、無事に保護することができました。(保護したのちに確認すると認知症の方だった)
高速道路は、歩行者はもちろん、自転車、原付の進入は禁止されています。一般道と間違って立ち入ってしまう、看板を見落としてしまうなどの誤進入が増えています。
歩行者等を見かけた場合は、#9910、110番、非常電話から通報、最寄りの料金所係員への通報をお願いします。
塩尻ICランプで逆走車両を発見。サイレン吹鳴とマイク広報で無事に停止いただけました。
この方は料金所に着いたところで忘れ物に気付きUターンしてしまったそうです。このような場合は、料金所の係員にお申し出ください。
逆走は、他の通行車を巻き込み事故につながる可能性があります。料金所や休憩施設付近では特にお気を付けください。
東名大井松田ICランプを巡回中、左からたぬきが飛び出し、直前で停止しました。動物の生息域に道路が建設された地域では野生動物が出没することが多くあり、「動物警戒標識」が設置されています。柵のかさ上げなど動物侵入防止対策を行っていますが、動物との衝突や回避時に深刻な事故につながる可能性があります。もしも、動物に遭遇しても急ハンドルは危険です。前方をよく注意して走行くださるようお願いします。
新東名下り、新静岡出口手前を通行中の巡回車の目の前で衝突事故が発生。 追い越し車線を走行していたトラックが突然左に斜行し、前を走っていた乗用車に接触。 走行車線を安全な速度で走行していても、漫然運転やわき見運転の車両が後方や横から忍び寄ってくることもあります。 バックミラーやサイドミラーなどで四周確認、危険を回避しましょう。
軽トラックが中央道のインターチェンジから流入後、方向を間違えたことに気付き、本線上でUターンをしてしまったようです。交通管理隊がクラクションを鳴らし注意喚起をしています。高速道路は一方通行です。Uターン、バックは厳禁です。逆走はインターチェンジやサービスエリア付近などで発生しています。 間違えてしまったときはそのまま走行して、次のインターチェンジで降りるようにお願いします。
東名海老名JCTを圏央道に向けて通行中の巡回車の目の前で横転事故が発生。 トラックが本線に合流してまもなく左に斜行し、コンクリート壁に接触する間際で右に回避しましたが、ハンドル操作を誤り態勢を崩して横転してしまいました。 合流部では、周りから来る車を気にするなど、多数の確認行為により、自らの危険に気付くのが遅れてしまったようです。 スピードが出ている中、壁にぶつからないよう急ハンドルで回避しようとしたため、トラックは重心が高いので横転していまいました。 スピードの出しすぎや急ハンドルはせず、前方の確認も怠らないようにしましょう。
雪が降る中、追い越し車線を走行していたトラックが、前方不注視のためか前の車に急接近し、追突を回避しようとしたところ、スリップして中分側ガードレールに接触しました。 雪道は、乾いている路面や雨で濡れている路面よりタイヤのグリップが落ちるため急ハンドルはNGです。 また、無理な追い抜きは急加速を伴うのでNGです。雪道ではいつもの2倍以上の車間距離を保ち、急ハンドル急ブレーキはしないようにしましょう。
東名高速道路上り川崎IC付近。 雨が降る中、事故処理の走行規制中に、追い越し車線を通行してきた軽貨物がスリップし規制器材に衝突。 トラックは特性上、積載時と空車時では運動性能や軸重配分などに大きな差が生じるため、特に、空車時の過大なハンドル操作やブレーキ操作によりスリップしやすくなりますので、注意が必要です。
雨の日の中央道上り線、追い越し車線を走行してきたワンボックスカーがスリップし巡回車の目の前を横切り、ガードレールにぶつかる事故が起こりました。 路面が濡れているときはスリップ事故が起こりやすいため、スピードの出し過ぎや急ハンドルなどに注意して運転をお願いします。 また、タイヤがすり減り溝がなくなると、濡れた路面では滑りやすくなりますので、運転前にタイヤの溝や空気圧の確認をお願いします。
工事のため車線規制をしているところに、追越車線を走行していた車両が規制の直前で車線変更をし、トラックの前に割り込む状況に。前を走る交通管理隊の巡回車にも接近したため加速して衝突を回避しました。 規制直前での割り込みは大変危険です。余裕をもった運転をお願いします。
最近、本線逆走車両が増えています。交通管理隊は、逆走している車両を発見し現場へ向かう際、皆さまに低速走行での速度抑制や安全のために一時通行止めを求める場合がございますのでご協力をお願いいたします。
自分は安全な運転をしていても、巻き込まれてしまう可能性がある「あおり運転」。十分な車間距離をとること、法定速度を守る、急な割り込みをしないなど、周りのドライバーへの思いやりをお願いします。
降りるインターを間違えた車両が直前で本線に戻ろうと目の前で進路変更をして危うく接触しそうな場面です。合流部付近では他の車両の動きもよく注意しましょう。
インターのランプを間違って進入し逆走する車両。入口での間違いやUターンなどによる逆走車両が増えています。発見したら路肩等の安全な場所に停車し衝突を避けてください。 そして110番、非常電話などでの通報をお願いします。また、自らが逆走してしまった場合には、速やかに安全な場所に停止し110番や非常電話などで通報してください。
教えて!管理隊。
社員ブログ『私、高速マモルです。』
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