中日本ハイウェイ・パトロール東京株式会社は、NEXCO中日本グループの一員として、我が国の重要インフラである高速道路の交通管理を24時間365日体制で行っています。当社の管理する路線は、東西交通の大動脈である東名・新東名・中央道、首都圏の物流を支える圏央道、観光需要にもこたえる小田原厚木道路、西湘バイパス等です。
主な業務としては、高速道路を巡回し事故発生時の交通規制や落下物の排除等を行う交通管理業務、これと連携し、お客様からの非常電話対応を行い、必要な情報を情報板でお知らせする司令塔としての交通管制業務、高速道路の長寿命化と重大事故防止のための過積載車等法令違反車両の取締り業務があります。
これらの業務を行うにあたっては、高速で車が行き交う中でも、自分の安全を確保したうえで、お客さまの安全を守るために弛まぬ訓練を積み重ねる必要があります。日々の各基地での訓練や、警察・消防等と行う合同訓練の他、富士スピードウェイでの運転技能研修等、外部専門機関での研修も取り入れ、高速道路の安全を守るプロ集団としての確かな技術を培い、鍛えています。
当社では、CS向上のため、高速道路上でトラブルに遭遇したお客さまにその時の当社社員の対応状況についてアンケート（後日回収）を行っていますが、サービス向上の貴重なヒントをいただくだけでなく、多くの感謝のお言葉をいただき社員の大きな励みにもなっています。また、安全、CS、業務改善について、社員一人ひとりの日々の気づきを業務に反映すべく、いつでも提案できる仕組みを取り入れており、その件数は年間で約2,000件にのぼります。昨日より今日、今日より明日と一人ひとりが自分の業務に向き合い、創意工夫を重ね改善・改良を続けています。
当社の使命である高速道路の安全性向上の取組みに終わりはありません。全社を挙げて更なる一歩を進めてまいります。
