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『私、高速マモルです。』
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2015 高速道路安全訓練会

2015 高速道路安全訓練会

 我が社が発足した2008年から毎年行っている「高速道路安全訓練会」も今年で8回目となりました。


 各基地から訓練者2名と安全班長が参加し、日ごろの訓練の成果を披露する1年に1度のパト東京を代表する大きなイベントとして確立しており、併せて各基地で取り組んでいるさまざまな創意工夫を披露する絶好の機会となっています。

 開催した今年の訓練会は、事故・故障対応だけでなく、昨今増えている逆送車両対応や路面損傷(ポットホール)対応など、5つの想定を披露しました。

 9月17日、あいにく雨の一日となりましたが、八王子支社飯塚支社長、東京支社朝日副支社長、高速隊長など多くの方が見守る中、全ての訓練者が全力で課題に取り組み、パト東京の現場力の高さ、安全に対する意識の高さを知っていただけたことと思います。

 参加した隊員からは、
「B+COM(※1)がアクシデントで利用できなくなってしまい、どうしようかと考えました。とにかく大声で連携を取るしかないと。焦ることなく確実に連携を取ろうと集中しました」「想像以上に緊張しよく覚えていませんが、何度も何度も繰り返して練習してきたので体が勝手に動きました」という声があり、日ごろの訓練の成果が遺憾なく発揮でき、現場力の高さを証明することができました。
※1 B+COM:隊員間相互での連携を目的とした小型トランシーバー

 
 訓練会の最後には、東京支社の朝日副支社長から、ご自身の経験談を交えて「訓練でできないことは実際の現場では絶対にできるはずがない。訓練の大切さが見られた」とお言葉をいただき、その高い評価に身が引き締まる思いです。

 
 翌日には、常務、各基地の訓練者、安全班長、本社事業部が一同に会し、各基地が取り組んだ課題に関する検討会を開催しました。
 路上作業は安全だったか、きちんと的確に作業が行われていたかという観点から意見を交わし、細かな動きひとつひとつに対し、「避難場所の確認を“流れ”の中で行わず、大切な動作であることを忘れないように」や「自らの安全のため、通行車両の確認、監視員の指示に従うことの大切さを感じてほしい」といったものをはじめ、多くの意見が出され活発な議論となりました。
 
 
 10月下旬にはパトロール名古屋との合同訓練会が開催されます。
 今回の訓練会の結果や各基地の安全班長からの推薦を基に選考した結果、ポットホール応急補修に取り組んだ新東名富士基地、逆送車両対応に取り組んだ甲府基地、負傷者を伴う二輪車事故に取り組んだ新東名浜松基地が挑みます。